2019年03月14日

一戸建ての「維持管理」について!

こんにちは ハッピーハウスです!

購入した愛着のある一戸建て、出来れば長く快適に暮らしたいものですね。最近では住宅の

性能も向上し耐久性をもつ住宅も増えメンテナンス、維持管理をしっかりすれば50年以上

長持ちさせることができます。管理組合で計画して修繕工事などを実施するマンションとはことなり

一戸建ては所有者様自身が主体性を持ってメンテナンスやリフォーム工事に取り組まなければなりません。

それではどれくらいの頻度で一戸建てのメンテナンスをすれば良いのか主なポイントを見ていきましょう。

メンテナンスが必要な箇所と周期は❓

一戸建てのメンテナンス箇所は多岐にわたりますが、特に注意したいのは外壁や屋根など風雨にさらされる

部分です。木部や鉄部は腐食などを防ぐため、5年おき程度に塗装する事が一般的に理想とされてますが、

外壁や屋根は材質にもよりますが、10年あるいは15年ていどの間隔で塗替えや葺き替えなどを

繰り返す事になります。

サイディングの目地(シーリング)は防水の役割を持っていますから、劣化や亀裂が見つかったら早めに

対処することが欠かせません。また、屋根の防水工事は10年程度の間隔でやり替えることが推奨されています。

頻度が多いように感じるかもしれませんが、防水性能が落ちて雨漏りすれば、深刻な問題にもなりかねないでしょう。

忘れてはいけないのが床下の防蟻(ぼうぎ)処理です。シロアリ被害を防ぐためのものですが、薬剤の効果が5年程度

とされているため、こまめな処理が欠かせません。

浴室や洗面所、キッチン、トイレなどの設備はおよそ10年ごとに点検や軽微な修繕、20年ごとに本体交換をすることが

多いものの、とくに問題が無ければさらに長く使える場合もあります。

給湯器の寿命は設置場所の環境や使い方にも左右されますが、劣化による危険性や急な故障で生活に支障をきたすことを

避けるため、10年程度で本体交換をすることが望ましいとされてます。

↑上記写真はメンテナンス周期の目安一例です。

適切な時期にメンテナンスをすることが大切!

それぞれの部位におけるメンテナンスの周期は、一戸建ての構造や材質、設備の耐久性などによっても

異なりますが、大切なのは「適切な時期に実施すること」です。外壁の木部や鉄部の塗装、あるいは床下の

防蟻処理などを「他のメンテナンスに合わせてやろう」と考えて10年おきにすれば、想定以上に腐食が進むなどして

かえって費用がかさんでしまう場合もあるでしょう。

その一方で、家の回りに足場を組む場合には、外壁の塗り替えや目地の打ち替え、屋根の防水工事や葺き替えなどを

まとめてやってしまった方が、1回の出費は増えるものの、トータルでは割安になることもあります。

いずれにしても「いつ、何を、どこまで」やるのかは所有者様次第。

長期的な視点でしっかり計画を立てて実施していくことをおすすめします‼

 

次回は一戸建て「メンテナンス費用」について!を投稿したいと思います。では・・・・

 

 

 

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