2019年02月03日

制震構造のおすすめ

突然にやってきた大きな地震・・・

あなたのご家族や家財、住まいは大丈夫でしょうか

最近の建物は耐震等級1以上の耐震構造で建てられています。震度6強から震度7程度では一度の地震では倒壊しません。しかしその後に大きな余震が続くと、倒壊するかもしれませんし、そうでなくても大きなダメージを受けるでしょう。地震が収まった後住み続けるには多額の修復費用が必要となるかもしれません。では、どのような家を建てればいいか、耐震等級2にするか耐震等級3にするか、しかしながら等級2でも等級3でも繰り返される地震によりダメージは蓄積されます。そこで、地震エネルギーを吸収する装置を加えて「耐震構造+制震構造」というのはいかがでしょう。

 

いろいろな制震装置がありますが、おすすめしていますのは住友ゴム工

業株式会社のMIRAIE(ミライエ)です。ミライエはA字型の鋼製枠組みと高減衰ゴムダンパーからなる制震装置で、土台と基礎に緊結する。梁との取り合い部の高減衰ゴムダンパーが地震の揺れを熱エネルギーに変換して吸収することで構造体の変形量を抑えするシステムです。延べ面積140㎡以下の2階建ての場合、1階に4か所設置することで制震効果が得られます。繰り返される余震の揺れにも効果を発揮し大切な住まいと皆様の生活を守ってくれます。いつ来るかわからない地震ですが、90年間メンテナンス不要なのでお孫さんの代まで安心が続きます。

大切な家族との夢の住まい、機能・住み心地・デザインも大切ですが、安全にも配慮したいものですね。

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